園の教育

本園は、大阪青山大学の
附属幼稚園として、
大学とつねに密接な
連携のもとに運営され、
次の教育方針を基本に園児が
健やかに明るくのびのびと
そして、豊かな人間性と創造力が
育つように情熱を傾けています

教育方針
健やかに 体いきいき 心のびのび

1

健康で安全な生活をするために、良い習慣や態度を身につけ、
友だちを思いやるやさしい心を育て、いろいろなことに興味を持ち、
進んで行動できるように導きます。

2

集団生活を経験する中で、自主・自立の精神や、
道徳性の芽ばえを養うように努めます。

3

自然や社会のことに興味を持たせ、思考力の芽ばえを培うように努めます。

4

人の話を正しく聞き、そして人にわかるように話ができるなど、
日常生活に必要な言葉を正しく使えるように導きます。

5

のびのびとした表現活動をとおして、創造性を養うように努めます。

6

身体を動かす楽しさや運動への興味づけをはかり、
専門講師と一緒に、運動能力の向上に努めます。

園長からのあいさつ
園長 中尾かつ江

園長の中尾かつ江です。

幼稚園とは、子どもたちが人生の中で一番初めに触れる教育機関です。青山幼稚園では自ら考え、行動する子どもを育てたいと考えています。今までの経験や決まったことをその通りにすることは、人間にとってそんなに難しいことではありません。何故かというと、それは、そのことを実行するための数々の条件がすでに整えられているからです。でも、子どもたちの将来は、そのような場面ばかりではありません。未経験であったり、想像もできないことに遭遇したりすることの方が多いかもしれません。その時に、問われるのが「主体性」です。自分の目で見て、考え、行動し、検証する力なのです。そのような力を育成することが、青山幼稚園の使命であると考えています。そのために、青山幼稚園では、様々な仕掛けが用意されています。「何故、どうして、不思議だな」の仕掛けです。その経験から、興味を持って目の前にあることがらにかかわり、実体験を通して身体ごと感じていただきたいのです。

そのことが感じる力である「感性」を育み、その好奇心あふれるかかわりから「主体性」の成長へとつながっていくと考えています。

幼稚園での3年間は決して小学校入学の準備をするだけの3年間ではないと考えています。小学校に上がっても、中学生になっても、高校生、大学生になっても、もちろん社会に出てからも、自分の頭で考え、自分の力で生きていける!そんな子どもたちを育てるお手伝いをしたい、そんな人生の大切な部分のお手伝いをしたいと考えています。

健やかに 体いきいき 心のびのび の教育方針のもと、子どもたちの元気な声と笑顔に毎日出会える幼稚園、子どもたちが『たのしいな。明日も行きたいな。』と思える魅力的で安全な幼稚園でありたいと考えています。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

大学との連携

青山幼稚園は、大阪府箕面市に50余年の歴史を持つ大阪青山大学の附属園として、さまざまな連携活動を展開しています。

保育士・教員をめざす子ども教育学科の学生は、最初の学外実習の場として本園を訪れます。
管理栄養士をめざす健康栄養学科の学生らが実施するテーブルマナー講習では、学生らが本格的なコース料理を作り、園児たちに食べ方のマナーや食材についてレクチャーします。
日頃何気なく使っているナイフやフォークの使い方や、椅子の座り方、パンの食べ方など西洋料理の基本的な作法を、幼稚園とはまた違う環境で、お兄さん、お姉さんから教わる体験は子どもたちにとって新鮮で、後々まで印象に残る行事です。