内定者の声
就職活動を終えた先輩たちに、内定獲得までの道のりを振り返ってもらいました。
健康科学部 健康栄養学科
【病院】山本 詩穂 さん 株式会社 互恵会 大阪回生病院
![]() | 健康科学部 健康栄養学科 2025 年 3 月卒業 私立園田学園高等学校出身 就職活動期間:2024 年 7 月 〜 9 月 |
生きていくのに欠かせない「食」に関わることは、それだけたくさんの人と関わることにつながると思い、「食」に専門的に携わることのできる管理栄養士の道を選びました
就職先に病院を選んだ理由
「食」は、人の一生にずっと関わってくるものなので、食事を通して健康になれたらいいな、人のそばに寄り添って健康になる手助けをしたいなと考えたとき、病院は最適な環境だと思い、就職先に選びました。
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就職活動で心がけたこと
気になる病院があれば積極的に見学に行き、疑問に思ったことは躊躇せずに質問しました。また、自分が働く上で重視していることと、就職先の重視していることが同じかどうかをしっかり確認するようにしていました。
大変だったこと、支えになったこと
病院は、企業など他の就職先と比べて就職活動の始まる時期が遅い傾向があります。周りの人たちと緊張感を共有できず、疲れるときもありました。4 年次に入ると国試の勉強も本格化するため、両立することの大変さもありました。
そんななか、友人との息抜きの時間を持てたことは大きな支えになりました。就職活動では緊張することも多く、知らず知らずの内に疲れがたまってくるものなので、リフレッシュできる環境をつくっておくことが大切だと思います。
就職活動をするなかで嬉しかったこと
自分を見つめ直すことで、新たな発見ができました。また、周りの人からの応援がどれだけ力になるかに気づくことができました。
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今後の目標・メッセージ
社会人 1 年目でわからないこと、上手くできないことがあるのは当たり前だと考え、何事も諦めずに挑戦していきたいと思います。新しい環境で大変なこともある一方、楽しいこと、面白そうなこともたくさんあると思うので、何事も諦めず、挑戦していきたいと思います。
自分が思っている以上に応援してくれる人、支えてくれる人がたくさんいるので、周りと比べて焦ることなく。自分のペースで頑張ってください!
【食品メーカー】田中 春宇 さん 大塚食品株式会社
![]() | 健康科学部 健康栄養学科 2025 年 3 月卒業 私立熊本中央高等学校出身 就職活動期間:2024 年 1 月 〜 6 月 |
大学で学んだ栄養の知識を最大限に活かして働ける環境をめざして活動しました
就職先に企業を選んだ理由
食と栄養の分野に関わりたいという思いと、自分の得意不得意、興味のあることや職場環境の希望などを総合的に考え、大きな企業で商品に関わる働き方を選びました。
就職活動で心がけたこと
自分の強み、人と違うところを見つけ、アピールするようにしました。そして、相手に伝えるときは、いつも笑顔を心がけました。
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大変だったことと、周囲のサポート
志望動機や自己アピールを言葉にしてエントリーシートにまとめるのが大変でした。
企業とのメールのやり取りなども、最初はどう対応して良いかわからないこともありました。
そんなとき、進路支援センターでメールの返信方法から丁寧に教えてもらうことができ、不安を解消できました。
自己分析をする際には、ほかにもアルバイトさきの先輩やクラスメイトなど、たくさんの人に自分のことを訊くなどして協力してもらいました。
就活生へのメッセージ
就職活動は大変なこともありますが、最後に振り返ったときに楽しかったと言えるよう、妥協せずに就きたい仕事や入りたいところを全力でめざしてください。
就職した先でやりたいことや、楽しみなことを思い描きながら、諦めずに頑張ってほしいと思います。
【スポーツ】東野 莉子 さん エームサービス株式会社
![]() | 健康科学部 健康栄養学科 2025 年 3 月卒業 大阪府立藤井寺高等学校出身 就職活動期間:2023 年 12 月 〜 2024 年 3 月 |
活躍のフィールドの幅広さを魅力に感じ、栄養の分野に進学しました
就職先の業種を選んだ理由
幼い頃からスポーツをしていたので、入学当初から栄養とスポーツの関わりに興味がありました。
ゼミ活動を通してサッカーの試合会場での商品販売を経験し、選手だけでなくスポーツに携わる全ての人に対して食の面から関わることの楽しさを実感し、この分野で就職しようと思うようになりました。
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心がけたこと、大変だったこと
3 年次の夏休みにはインターンシップが始まりますが、学外実習と重なって参加できないものもありました。
スケジュール調整が大変でしたが、興味のある企業のインターンシップや説明会にはできる限り参加するよう心がけ、参加したら気になることやわからないことをどんどん質問するようにしていました。
4 年次になると今度は国家試験の準備が始まって忙しくなるので、なるべく早くから就活を意識し、時間のあるときには行動することを心がけていました。
就職活動をするなかで嬉しかったこと
就職面接を通して、大学でのこと、アルバイトのこと、これまでの人生で経験してきたことなど自分について様々なことを話す機会がありました。
今まで頑張ってきたことを認めていただいたとき、褒めていただいた時などはとても嬉しく、自信にも繋がりました。
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進路支援センターのサポート
就活について何一つ知らない状態からのスタートでしたが、履歴書やエントリーシートの書き方指導、面接練習など、一つひとつ丁寧にサポートしていただきました。
「就活塾」というプログラムでは体験型の取り組みを通して大切なポイントをたくさん学ぶことができました。
また、インターンシップやグループディスカッションなど、様々なチャンスを用意していただいたことで、就活の幅が広がりました。
お互いに応援し合いながら就活を頑張ったゼミの友人たちの存在も、大きな支えになりました。
今後の目標・メッセージ
憧れていたスポーツの分野で仕事をできることが楽しみです。
今までと全く違う環境に飛び込むので不安な気持ちもありますが、多くのことを経験して学び、栄養のプロとして成長して行けるよう頑張ります。
就活中の人、これから就活を始める人は、自分の納得が行くまで続けてください。
途中で疲れてきて、早く終わらせたいと思っても、妥協せずに上をめざした方が、悔いのない社会人生活を迎えられると思います。頑張ってください!
子ども教育学部 子ども教育学科
【初等教育】浦尾 和泉 さん 和歌山県公立小学校
![]() | 健康科学部 子ども教育学科(現 子ども教育学部 子ども教育学科) 2025 年 3 月卒業 和歌山県立橋本高等学校出身 就職活動期間:2023 年 10 月 〜 2024 年 9 月 |
育ててくれた地域に少しでも貢献できればと思い、地元和歌山県の小学校で働くことを決めました
教育の分野に進もうと思ったきっかけはなんですか?
高校生のときに勉強につまずいてしまったことがありました。
当時の私は、わからないことを「わからない」と言うことができず、より勉強ができなくなってしまいました。
このことがきっかけとなり、子どもたちに、「わからない」と言うのは恥ずかしいことじゃないと、伝えていきたいと思い、教職の道に進もうと決めました。
大変だったことと、周囲のサポート
教員採用試験で必要となる、筆記試験、小論文、実技、面接などあらゆるものへの準備、練習、対策を続けていくのが大変でした。
やめたくなることもありましたが、そんなときに支えになったのが、学科の先生方や保育・教職支援室、リテラシーサポートセンター の職員の方々でした。
先生方は、実際の指導ももちろんですが、見かけるたびにねぎらいと応援の言葉をかけていただき、一人じゃないと思うことができました。
リテラシーサポートセンターは友人と勉強する場としても活用したほか、職員の方に話を聞いてもらうなどして、就活の悩みや不安を解消する場としても利用しました。
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今後の目標・メッセージ
長年の夢だった教員になれると思うと楽しみです。子どもたちの学校生活を支えられるよう頑張ります。
そして、子どもたちの将来を願い続けられる教員になりたいです。
私は大阪青山大学で、目標にしたい先生や職員の方、一生の付き合いになるであろう友人と出会い、楽しい 4 年間を送ることができました。この大学の学生であることに誇りを持って、就職活動に臨んでください。応援しています!
【幼児教育】横田 奈々 さん 社会福祉法人鳥取こども学園
![]() | 健康科学部 子ども教育学科(現 子ども教育学部 子ども教育学科) 2025 年 3 月卒業 兵庫県立浜坂高等学校出身 就職活動期間:2024 年 6 月 〜 11 月 |
保育士として、子どもと一緒に自分も楽しみ、新しい発見を重ねて行きたいです
保育・教育の分野に進んだきっかけ
いとこが保育士をしていたことがきっかけで、小学校の頃からずっと保育士になりたいと思い続けてきました。職場体験でこども園に行き、子どもと関わる楽しさや、先生方の楽しそうな姿に触れて、さらにその気持ちが強くなりました。
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園選びのポイント
私の場合、園に見学に行くときに、子どもたちだけでなく、先生方の姿もしっかり見るようにしていました。子どもが笑顔で楽しそうに生活していることも大切ですが、先生方が同じくらい楽しそうに過ごせる園で働きたいと思っていたので、その点を重視しました。
まずは、自分がどんな風に働きたいのか、どんな園で働きたいのかをよく考え、どのようなことでも良いので自分が大事にしたいポイントを見つけることが大切だと思いました。
大変だったこと
自分の働き方や、理想とする園のイメージを明確にすることが、とても難しかったです。イメージが定まらないと、園選びも難しくなります。
また、実際に園を見学するときには、自分の持つイメージを言葉で伝えることも大切ですが、私はそれができないときもあり、園の先生方にどう思われたか、不安になることもありました。
支えになったこと
迷ったときや悩んだときに、先生に気軽に相談しに行ける環境があり、大きな支えになりました。
また、先生だけでなく、家族や友達からもたくさん励ましの言葉をかけてもらったことが、就活を頑張る原動力になりました。
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今後に向けて
ひとり暮らしが始まるので、春からの新生活が楽しみです。私はピアノを弾くことが好きなので、子どもたちと一緒にどんな歌を歌おうかと考えながら練習をしたりして、保育士として働くことを楽しみにしています。
自分の得意なことを活かして子どもたちと関わりながら、苦手なことにもトライし、保育士としての幅を広げて行きたいです。
就活生へのメッセージ
就活を始めるにあたっては、不安なこともたくさんあると思いますが、前向きな気持ちで取り組んでもらえたらと思います。頼れるところは頼りながら、自分のペースで頑張ってください!
【子どもの福祉】森島 ひより さん 社会福祉法人大阪水上隣保館 児童養護施設 遥学園
![]() | 健康科学部 子ども教育学科(現 子ども教育学部 子ども教育学科) 2025 年 3 月卒業 私立羽衣学園高等学校出身 就職活動期間:2024 年 6 月 〜 8 月 |
保育・教育の分野に進もうと思ったきっかけは、年の離れた妹やその友だちと遊んでいるときに楽しいと感じたことです。楽しいを仕事にできたらいいなと考えて、保育・教育の道を選びました
就職先に福祉施設を選んだ理由
大学での授業を通して、今まで知らなかった児童養護や福祉について学び、この分野に興味を持ちました。その後児童擁護施設で実習を行い、子どもたちを支える施設での仕事に大きなやりがいを感じたので、就職先に選びました。
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心がけたこと、大変だったこと
まず心がけたのは、施設へ電話するときや訪問するときの言葉遣いやマナーです。
就職活動では多くの人と接することになりますが、相手に良い第一印象を持ってもらうことはとても大事だと思います。子どもと接する仕事をするため、明るく元気な印象を与えることも大切だと考えて、面接時には声のトーンや表情にも気を配りました。
一方で、自分の内面を振り返ってアピールする履歴書の作成は難しく、自分の強みや弱み、大学生活を通して成長したことなどについては普段から意識して考えておく必要があると感じました。
周囲のサポート
保育・教育系の就職をサポートしてくれる保育・教職支援室では、採用試験の流れなどを一緒に確認していただき、安心して活動を進めることができました。担任の先生には、履歴書の書き方をご指導いただき、また面接練習にも付き合っていただくなど多方面でお世話になりました。同じ部活の仲間の励ましも、大きな力になりました。
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今後に向けて
子どもたちはもちろん、職員など周りの人たちから信頼される保育者をめざしたいと思います。
大学の女子ソフトボール部で培った忍耐力をもとに、一人ひとりと根気よく関わり、また、ソフトボールの楽しさを子どもたちに伝え、一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。
就活生へのメッセージ
就職活動は行動あるのみだと経験して感じました。進路がある程度定まってきたら、興味のある分野について調べてみたり、近くの園や施設に見学に行ってみたり、何につながるかわからないようなことでもまずは行動して経験を積むことが大切だと思います。できることから取り組みながら、自分のペースで頑張ってください。
看護学部 看護学科
大島 優真 さん 国立循環器病研究センター
![]() | 健康科学部 看護学科(現 看護学部 看護学科) 2025 年 3 月卒業 大阪府立福井高等学校出身 就職活動期間:2024 年 4 月 〜 5 月 |
家族や友人など、身近な人たちのためになる職に就きたいと考えるなかで、看護師という仕事を通して人の健康を支えたいと思うようになりました。
就職先の病院を選んだ理由
大学で看護を専門的に学ぶうちに、私は特に循環器の分野に大きな興味を持つようになりました。就職先の病院は循環器病の研究センターとして専門性が高く、ここでしかできない循環器医療があると考え、志望しました。
私の就活ポイント
とにかく行動することが大切だと考え、それを実践してきました。エントリーして面接を受ける前に、説明会やインターンシップなど実際に志望先を訪れる機会があれば積極的に参加して、現地に足を運びました。日程的に大学の実習とスケジュールが重なりやすい時期でもあるため、病院の募集要項やウェブサイトは早いうちからチェックして、行ける時に行っておくことを心がけていました。
大変だったことと周囲のサポート
書類関係の手続きも避けては通れないのですが、何をどう書いて良いのか最初は全くわからなかったので、進路支援センターのような、わからないところからサポートしてもらえる、相談できる場所があったのはとてもありがたかったです。
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気持ち的に疲れたと感じた時は、同じように看護師をめざすクラスメイトと、看護師になった先の未来の話をして希望を膨らませました。話しているうちお互いに、絶対に内定を取ろう!という思いが湧いてきました。
就活生へのメッセージ
病院はたくさんあるので、選択肢の多さに迷うことがあるかも知れません。絶対にここに行きたい!という病院を、たくさんあるなかから考え抜いて決めることが、就活のやる気にも、国家試験勉強のやる気にもつながってくると思います。
行動の原動力となる「気持ち」を強く持って、諦めずに頑張ってください。
坂東 大嗣 さん 医療法人協和会 箕面市立病院
![]() | 健康科学部 看護学科(現 看護学部 看護学科) 2025 年 3 月卒業 大阪市立桜宮高等学校出身 就職活動期間:2024 年 3 月 〜 9 月 |
祖父が入院していた際に関わってくださった看護師さんの姿を見て、自分も人のために働きたいと思い、看護職をめざしました。
就職先の病院を選んだ理由
箕面市立病院は自宅から近く、幼少期にお世話になった病院で働けることを魅力に感じました。また、近い将来新施設が建設されるという点にも期待してこの病院を選びました。
頑張ったこと、大変だったこと
自分に合った病院を選ぶために自分を知ることが重要と考え、自己分析には力を入れました。病院実習での体験を通して考えた自身の看護観について振り返り、自分のなかで大切にしたいことなどを明確にしていきました。そうやって考えを整理して面接に臨んでも、想定外の質問を投げかけられることもあり、完璧に準備するというのは難しいことなんだと感じました。
自分を見つめ直すのは決して楽なことではありませんでしたが、将来の道筋を決めていくためには避けられないプロセスだったと思います。
周囲のサポート
就職活動では、エントリーシートなどの書類作成、面接練習など、とにかく行動と練習あるのみな面もあります。一人だとなかなか始められなかったり、続けるのが難しかったりすることも、進路支援センターの方々の継続的なサポートのおかげで、内定獲得まで諦めずに練習を積み重ねることができました。
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今後に向けて
困難なことや分からないこと、自分にとって辛い状況が訪れたときに、どのように対処して乗り越えて行けるのか、不安より楽しみの方が大きいです。
関わる人に対して常に感謝の気持ちを忘れず、当たり前のことをしっかり継続し、どのような立場に置かれても相手のことを考えて行動できる人になりたいです。
就活生へのメッセージ
就職活動においては想定外の難しいことも起こりますが、しっかり考え、準備・練習することで乗り越えられることが多いです。頑張って夢を叶えてください。