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経歴・実績
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教員活動情報
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佐藤 雄一郎
- 名前(フリガナ)
- サトウ ユウイチロウ(SATO Yuichiro)
- 所属学部・学科
- 子ども教育学部 子ども教育学科
- 研究分野
- 教育方法学
- 研究テーマ
- Paulo Freire の「解放」思想にもとづく教育方法に関する研究/子どもの「生きづらさ」に応答する授業づくり・学級づくりに関する研究
- 取得学位
- 修士(教育学)
- 所属学会
- 中国四国教育学会、日本教育方法学会、日本カリキュラム学会、日本生活指導学会、日本教育学会、日本特別活動学会、日本生活科・総合的学習教育学会
主な研究業績
著書
年月 書名 2021.6 「教育課程編成における教科と領域との関係について述べよ」「教科指導と生活指導が学級経営に果たす役割を説明せよ」「総合的な学習(探究)の時間を軸としたカリキュラム・マネジメントのあり方について述べよ」樋口直弘・吉田成章編著『教育方法と技術・教育課程』pp.52-53, 148-149, 182-183 2021.4 「第 6 章 教育の内容と方法を考える」古賀一博・中坪史典編著『コンパス 教育原理』pp.51-60 2016.9 「授業研究における心理学的アプローチの動向と課題」ハンナ・キーパー、吉田成章編著『教授学と心理学の対話 ―これからの授業論入門―』pp.149-163 研究業績
年月 内容 2022.3 「P.フレイレ教育長時代における「学際性」にもとづく学校カリキュラムの編成」大阪教育大学学校教育コース編『教育学研究論集』第 19 集 2021.3 「パウロ・フレイレの「対話」の再検討 ―「生成」を視点として―」中国四国教育学会編『教育学研究ジャーナル』第 26 巻, pp.57-67(査読付論文) 2021.2 「子どもが抱える「生きづらさ」と生活指導の課題に関する一考察 ―ポストコロニアリズムを視点として―」大阪教育大学編『大阪教育大学紀要』第 69 巻, pp.37-48 2020.3 「P.フレイレの「解放」の教育思想にもとづく「カリキュラム転換運動」に関する一考察」大阪教育大学学校教育コース編『教育学研究論集』第 17 集, pp.37-48 2019.3 「論理的思考と倫理的思考とをつなぐ高等学校カリキュラムの構想と実践 ―ポートフォリオ評価を活用した学びの価値のフィードバックの取組―」広島県立庄原格致高等学校編『研究紀要 平成 30 年度』pp.139-148(吉田成章氏、山根万里佳氏との共著) 2019.3 「生活指導研究における「意識化」の問題」広島大学教育学研究科編『広島大学大学院教育学研究科紀要 第三部 教育人間科学関連領域』第 67 号, pp.65-70 2016.3 「P.フレイレの「解放」の教育思想と「課題提起教育」の今日的意義 ―「対話」と「意識化」を媒介する「生成語」/「生成テーマ」に着目して―」日本教育方法学会編『教育方法学研究』第 41 巻, pp.49-59(査読付論文) その他の業績
業績
年月 内容 2017.10 日本教育方法学会 研究奨励賞 受賞
受賞論文「P.フレイレの『解放』の教育思想と『課題提起教育』の今日的意義 ―『対話』と『意識化」を媒介する「生成語」/「生成テーマ」に着目して-」日本教育方法学会編『教育方法学研究』第 41 巻, pp.49-59職歴
機関名・職名・役職名 就任年月 退任年月 広島市立看護専門学校 非常勤講師 2017.4 2019.3 大阪教育大学 特任講師 2019.4 2022.3 大阪樟蔭女子大学 非常勤講師 2019.10 2022.3 大阪教育大学 非常勤講師 2022.3 現在に至る 大阪青山大学 子ども教育学部 子ども教育学科 講師 2022.4 現在に至る -
佐藤 雄一郎
子ども教育学部 子ども教育学科
研究テーマ キーワード 子どもの「生きづらさ」をふまえた学級づくり・授業づくりに関する研究 パウロ・フレイレ、生活指導、授業研究 これまでこんな活動をしてきました
・パウロ・フレイレの「解放」の教育思想について
・パウロ・フレイレの「対話」と「生成」の原理について
・子どもの「生きづらさ」をふまえた生活指導の課題いまこんなことを研究しています
・サンパウロ市教育改革(1989-1992 年)における教科指導について
・子どもの「生きづらさ」をふまえた「集団づくり」の方法研究はこんな形で社会に関わってます
・サンパウロ市教育改革(1989-1992 年)における教科指導について
これはパウロ・フレイレの「解放」や「対話」に影響を受けたカリキュラム改革で、子どもの生活経験・問題意識と教科学習との有機的な結びつきを追求しています。この研究をとおして、学校の特色と教師の自律性にもとづく「社会に開かれた教育課程」をつくる方法、また学力格差を埋めていく授業づくりの方法を提案したいと思っています。・子どもの「生きづらさ」をふまえた「集団づくり」の方法
「集団づくり」は、1960 年代ごろから日本の教育で大切にされてきた学級づくりの方法です。複雑な背景や多様なニーズを抱える子どもたちがいる今日の学級で、どのように子どもの相互理解を深め、相互に助け合う集団を育てていくか。また、どのように子ども1人1人に発達を保障していくか。その方法を提案したいと思っています。こんなテーマで講演します
(過去の講演より)
・「人権教育」としての「集団づくり」[小学校]
・教育学とはどのような学問か―教員養成だけではない役割―[高等学校]
・その他、学校の課題や研修テーマ等にあわせて
みなさんへメッセージ
テストでよい成績を取れるようにすることだけが学校の仕事ではありません。学校は、子どもの人生を支える学力と人格の基礎を築きます。学力格差、いじめ、不登校など、難しい課題があるなかで、いま、どのような教育が必要とされるのか。ぜひ一緒に考えましょう。