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経歴・実績
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教員活動情報
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三木 慰子
- 名前(フリガナ)
- ミキ ヤスコ(MIKI Yasuko)
- 職階
- 教授
- 役職名
- 部長
- 所属学部・学科
- 共通教育部
- 研究分野
- 人文・社会 / 日本文学 /
- 研究テーマ
- 芭蕉『野ざらし紀行』の研究、写メ俳句の研究、大学における「学び」の研究
- 取得学位
- 文学(修士)
- 所属学会
- 俳文学会、日本近世文学会
主な研究業績
著書
年月 書名 2023.3 大阪青山大学学生による ”写メ俳句“ 作品集 – 2020(令和 2)年 ~ 2023(令和 5)年 –(編集) 2022.3 講演集1989~2022 2013.5 新版 蛙の大冒険―芭蕉から幼児教育にジャンプするー 2012.4 写メ俳句 心トレ、その実践と考察 2007.2 蛙の大冒険―芭蕉から幼児教育にジャンプするー 2006.8 『野ざらし紀行』古註集成 2003.11 俳句童話集―英語訳付きー 1999.7 錦江『奥細道通解』の研究 1996.11 『野ざらし紀行』-英訳とその研究― 1996.3 奥細道菅菰抄-大阪青山短期大学所蔵本テキストシリーズ4- 1995.4 泊舩集風徳編 1992.12 『芭蕉文集』の研究 1991.6 影印『甲子吟行』付古注翻刻集 原著論文
年月 論文名 2021.3 キャリア形成支援を見据えた初年次向け教育プログラムの実践研究―大阪青山大学/大阪青山大学短期大学部学習支援室の取り組み― 2018.11 『野ざらし紀行』新たな写本研究―名抄寺蔵『芭蕉行脚乞食袋』― 2016.3 現代の学生理解―大阪青山の学生との27年間―
2015.3 大学の特性を生かした学習支援室づくりー“青山コミュニティ”における学びの連鎖― 2014.6 大学の特性を生かした学習支援室づくりー“青山コミュニティ”における学びの連鎖― 2012.10 “写メ俳句”再考 2012.3 『かちかちやま』での学びの研究ー保育者をめざす学生の場合― 2011.3 “写メ俳句”考 2011.3 学習支援室報告―平成20~21年度における幼児教育・保育科での活動を中心にー 2009.3 保育者養成と漢字学習考 2009.3 私立幼稚園向けインターンシップ考―大阪府私立幼稚園向けインターンシップを中心にー 2007.10 芭蕉と子どもの句考(査読付) 2006.4 幼児教育とキャラクター考
2005.4 年中行事・記念日考
2005.3 俳句の可能性―俳句カルタ作りからの一試論― 2004.5 『桃太郎』と現代若者―児童文学の講義における試論 2004.5 博物館を活用した講義―大阪青山歴史文学博物館探検学習― 2004.3 『野ざらし紀行』と古註釈書 2003.4 古典俳句から想像世界を創作する試みー“俳句を描く”から“俳句童話”へー 2002.10 古典俳句から想像世界を造形する試み 2002.4 情報機器を活用した文学の授業
1997.3 芭蕉句の学習法試論―『野ざらし紀行』所収句に対する色彩感覚を中心にー 1994.3 錦江と『おくのほそ道』考 1993.3 錦江と『泊船集』考-『泊船集解説』を資料としてー 1990.2 『野ざらし紀行』西行谷考-「芋洗ふ女」「蘭の香や」の二句を中心にー 1989.7 『野ざらし紀行』における富士川の条の意義(査読付) 1987.1 『野ざらし紀行』箱根の条についてー自筆自画本の絵の意義をめぐってー 1986.1 俳句における「砧」考 1985.10 桃鏡と宝暦十一年 1985.3 桃鏡編『芭蕉翁文集』―書簡を中心にー 1984.3 風徳編『芭蕉文集』書誌 1983.9 風徳の『芭蕉文集』における編集意識(査読付) 1982.1 俳人風徳の研究(査読付) 1981.1 『野ざらし紀行』冒頭文における一試論―広聞和尚の偈を中心にー 学会発表
年月 学会名、テーマ 2019.9 京都俳文学研究会、“写メ俳句”考 2016.3 京都俳文学研究会、名称寺所蔵『芭蕉行脚乞食袋』について 2012.10 初年次教育学会、“写メ俳句”考 1996.10 俳文学会、梨一と『おくのほそ道』―『奥細道菅菰抄』を中心にー 1992.10 京都俳文学研究会、錦江と『奥の細道』 1980.10 俳文学会、風徳編『芭蕉文集』の研究―俳人風徳を中心にー その他の業績
その他
年月 内容 1981~現在に至る 俳文学会会員 1981~現在に至る 日本近世文学会員 2008~2019 文部科学大臣賞選考に係る対象著書目録作成担当(松尾芭蕉顕彰事業) 2005~2019 俳文学会常任委員 職歴
機関名・職名・役職名 就任年月 退任年月 甲南女子大学大学院研究員 1986.4 1987.3 梅花高等学校非常勤講師 1986.4 1989.3 梅花短期大学非常勤講師 1988.4 1993.3 大阪青山短期大学非常勤講師 1989.4 1993.3 大阪青山短期大学専任講師 1993.4 2003.3 大阪青山短期大学助(准)教授 2003.4 2012.3 大阪青山短期大学教授 2012.4 2020.3 大阪青山大学教授 2021.4 現在に至る -
三木 慰子
子ども教育学部 子ども教育学科
研究テーマ キーワード 芭蕉『野ざらし紀行』の研究、写メ俳句の研究、大学における「学び」の研究 松尾芭蕉・野ざらし紀行・写メ俳句・大学での学び これまでこんな活動をしてきました
芭蕉『野ざらし紀行』の研究:『野ざらし紀行』の明治期以前に成立した古註釈書を収集し、『「野ざらし紀行」古註集成』(和泉書院、平成 18 年刊)を出版した。その後、明治期以降の『野ざらし紀行』に関する研究文献目録を完成させた〈『大阪青山短期大学研究紀要』(平成 27 年刊、37 号)〉。また、『野ざらし紀行』の新たな写本研究を開始し、口頭および論文発表をした〈『大阪青山短期大学研究紀要』(平成 30 年刊、39 号)〉。
写メ俳句の研究:世界的にも短い文学形態を持つ俳句の魅力を携帯電話の写真とのコラボレーションで生み出された写メ俳句という表現方法を次世代に伝承した。その結果は『写メ俳句 心トレ、その実践と考察』(文芸社、平成 24 年刊)にまとめた。
また、令和 5 年度 3 月には 2023 年度に在学していた 3 学科(健康栄養学科・看護学科・子ども教育学科)の学生が、1 年次の授業で提出した作品、そして、介護福祉別科 1 年次の学生の作品、合計 120 作品を『大阪青山大学学生による ”写メ俳句“ 作品集 – 2020(令和 2)年 ~ 2023(令和 5)年 –』にまとめた。
大学における「学び」の研究:大学における「学び」とは何かについて、学習支援室での気づきに関しては『学習支援室 10 周年活動報告集』(私家版、平成 30 年刊)にまとめた。一方、共通教育における「学び」に関しては、卒業生による ZOOM 講座の動画を作成することで、在学生への教材作りに繋げている。
これまでの研究に関する講演活動:『講演集』(私家版、令和 4 年刊)にまとめた。いまこんなことを研究しています
芭蕉『野ざらし紀行』の研究:『野ざらし紀行』を含む『泊船集』とその編者の調査をする。
写メ俳句の研究:学生の写メ俳句の作品をまとめ、写メ俳句の世界の研究を成果物にする。 大学における「学び」の研究:大学における共通教育の学びの研究をする。研究はこんな形で社会に関わってます
写メ俳句:携帯電話の写真と俳句を合わせて作品化することで、豊かな心づくりができる。そして、写真を撮ることで、地域の景観を見直す利点や作品を鑑賞しあうことでコミュニケーションがとれる。
大学における「学び」:地域連携により大学での学びの幅を広げることができる。また、社会人講座の実施により地域連携がはかれる。こんなテーマで講演します
・写メ俳句をつくろう
・芭蕉句集誕生物語
・芭蕉幻の自筆絵巻再び発見みなさんへメッセージ
日本語Ⅰの授業では知っているようで知らなかった年中行事のこと、季節のことなど生活に役立つことを学んでもらいます。大学での新鮮な学びの世界を実感してもらえるよう、工夫した授業づくりを目指しています。