子ども教育学部 村田 教授が「第 40 回日本体力医学会近畿地方会」で発表を行いました
2 月 28 日、本学 子ども教育学部の村田 トオル教授が、第 40 回日本体力医学会近畿地方会(神戸大学)のシンポジウムにて発表を行いました。
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発表テーマ:「身体教育から観る運動遊び ~子どもの健やかな育ちのために~」
近年、子どもの日常生活の中で、「走る」「跳ぶ」「転がる」といった基本的な動きが少なくなっていることが指摘されています。こうした “ 動きの土台 ” は、スポーツが得意かどうかにかかわらず、すべての子どもの健やかな成長を支える重要な要素です。
当日は、運動不足が将来の生活習慣病やロコモティブシンドロームのリスクにつながり得る点に加え、子ども期の段階でも「動きのぎこちなさ」「姿勢の崩れ」「疲れやすさ」といった形で表れる可能性を取り上げました。さらに、運動が「苦手」「できない」と感じる経験が重なることで挑戦を避けやすくなり、身体活動から距離が生まれてしまうおそれについても説明しました。
あわせて、運動遊びを単なる体力づくりの手段としてではなく、子どもが「できた」「やれた」と実感できる成功体験を重ね、自分の身体への信頼感や自己肯定感の土台を育む「身体教育」として捉え直す視点を提示しました。
医学的な視点(メタボ・ロコモ予防)と心理・教育的な視点(成功体験)をつなぎながら、学校・家庭・地域が連携し、誰もが前向きに体を動かせる環境づくりの必要性を提案する内容となり、発表後は、質問や感想が相次ぐなど大きな反響を得ました。




