2026/01/26
- 子ども教育学科
子ども教育学科 フライトシミュレーターを活用した研究・学修について
フライトシミュレーターとは、航空機の操縦や飛行環境を仮想的に再現する装置・ソフトウェアのことです。実際の飛行を行わなくても、操縦訓練や学習、研究、娯楽などを行える点が特徴です。
大阪青山大学 子ども教育学科の金川 弘希 准教授は、フライトシミュレーターを活用した様々な取組を進めています。
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学修時におけるフライトシミュレーターの具体的な活用計画
ICT(情報通信技術)を活用した指導方法の修得が求められる現在において「初等教科教育法(理科)」を担当する金川准教授の講義では、フライトシミュレーターを活用した学修計画の例として、以下のような内容を計画しています。
・授業で学修した地形(中1で習った玄武洞)やそれにかかわる周りの環境を確認するためにフライトシミュレーターを活用することで、空中から動きながらの観察や、距離などの確認に使用します。
・海外研修の事前研修として、日本から現地への距離感やどのような場所を通るかを事前に知ることができます。また、研修先となる現地の地形等を事前に距離感も含めて確認することもできます。
これらにより、世界各地への仮想フライトを通じて、異文化や国際的な距離感を体感し、国際理解教育のきっかけとすることができます。
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指定した場所から場所までのフライトを疑似体験することができます。
子ども教育学科では、ICTの授業に力を入れています
本学で学ぶ学生たちは将来小学校教員を目指すにあたり、ICTを活用した指導法を学修することができます。子ども教育学科が使用する「教職演習室」には様々なICT関連の設備を備えており、このフライトシミュレーターもその一つとして設置されました。
フライトシミュレーターを使って得られる教育効果としては次のようなことが考えられます。
· 机上の学修では得られない「体感的な理解」を理科・社会の両分野で提供できるという、実物体験による深い学びを得られます。
· 理科(科学)と社会(地理・公共)という「複数の教科領域で活用できる高い汎用性」があります。
· 未来の教員を目指す学生は、最新のシミュレーション技術を取り入れた「実践的かつ魅力的な指導法」を体験できます。
初等理科を学修するにあたっては、「観察、実験、そして科学的な思考力の育成」が重要です。フライトシミュレーターは、これらの机上の学修では難しい要素を補うことに役立ちます。
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謝辞
このたび地元大阪に本社があり、全国で産学連携や地域密着型の各種サービス事業を展開している羽東 良紘 様(株式会社バイハート様)より、教育・研究にて活用することができるフライトシミュレーターを本学にご寄贈いただきました。
本シミュレーターは、航空機の操縦特性や運航環境を模擬的に体験・検証できる設備であり、今後、教育・研究活動に幅広く活用される予定です。ここに改めて、心より御礼申し上げます。







