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大阪青山大学 大学開学 20 周年記念 公開シンポジウムを開催しました

災害時の心と体の健康を考えるシンポジウム

大阪青山大学では 2022 年度より、本学の教育研究分野から毎年テーマを設定し、大学の知を共有し議論を深めることを目的に、どなたでもご自由にご参加いただける形式にて「公開シンポジウム」を開催しています。
10 月 25 日(土)、「災害時の健康」をテーマに、大学開学 20 周年記念シンポジウムを池田市民文化会館 アゼリアホール コンベンションルームにて実施しました。

日 時:2025 年 10 月 25 日(土)13:00 – 17:00
場 所:池田市民文化会館 アゼリアホール コンベンションルーム
主 催:大阪青山大学
プログラム:依頼講演 / 講演 / パネル討論 など

今年度は、依頼講演として日本気象予報士会 関西支部より副支部長 神田 豊 様、幹事 嶽 佑輔 様をお迎えし、ご講演いただきました。
気象に関する用語の正確な意味や天気図の読み取り方についてのわかりやすい解説、また、私たちの住む北摂地域にも起こりうる大雨災害の、察知するポイントや備えるべき事柄についての説明など、気象に関する情報への関心や防災意識の向上に繋がる大変意義深い講演でした。

続く講演では、本学の専門領域である『栄養』『保育・教育』『看護』、各学科の教員が専門的側面から、災害時における心身の健康維持をテーマとした講演を行いました。
子ども教育学部 村田 教授の講演では、大阪ガスネットワーク(株)との共同で考案した避難所生活での運動不足解消のための体操・運動遊び「元気に Narrow 運動」が披露され、会場の皆さんにも体験していただきました。
各講演の後には様々な質問、意見・感想が寄せられました。

講演の合間のポスターセッションでは、研究発表の内容に基づいたポスター展示を囲んで、参加者の皆様と説明教員の間で、質疑応答のやり取りが活発に行われました。

講演後のパネル討論では、2 名のゲスト、4 名の教員が登壇し、講演の内容を振り返りながら意見交換を行いました。
災害という「もしも」が起こったときのために、日頃からどのような備えが必要か、心の持ちよう、情報収集、生活習慣、地域との関わりなど、改めて講演者それぞれが多様な側面からお伝えしました。

皆様のおかげをもちまして、大学開学 20 周年記念 大阪青山大学 公開シンポジウムは終了いたしました。
日本気象予報士会 関西支部の神田 様、嶽 様、大阪ガスネットワーク株式会社の船渓 様、ご参加くださった地域の皆様や研究者の方々、ご協力くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
引き続き、本学の活動へのご理解・ご協力をお願い申し上げます。