タイ・チェンマイ大学との国際交流 〜異文化に触れる旅〜
この夏、健康栄養学科の学生 4 名が、タイのチェンマイ市を訪れ、国立チェンマイ大学の日本語学科の学生たちと貴重な国際交流の機会を持つことができました。
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チェンマイ市は、かつてラーンナー王朝の都として栄えた歴史ある古都で、1296 年に築かれた町並みには、今も伝統と文化が色濃く息づいています。
人口およそ 23 万人のこの街は、観光地としても人気が高く、訪れる者にさまざまな表情を見せてくれます。
チェンマイ大学は 1964年 に創立された、タイ北部を代表する名門総合大学です。
22 学部に約 33,000 人の学生が学んでおり、その中には日本語学科もあります。
今回の交流では、人文学部日本語学科の 1 年生(Honma 先生担当、2 クラス)と 3 年生(Yoshida 先生担当、1 クラス)の学生たちと、本学の学生がグループワークを実施し、互いの食文化や観光を紹介し合う中で、言葉や習慣の違いを越えて理解を深め合うことができました。
学生の感想:はじめは仲良くなれるか不安な気持ちもありましたが、チェンマイ大学の学生はすごく優しく、日本語学科ということもあり「日本が好きだ」という気持ちが伝わってきました。そのため、共通点探しでは、日本のアニメや歌手の話でとても盛り上がりました。日本から持って行った日本のお菓子も大変好評で、とても楽しい時間を過ごすことができました。チェンマイでたくさんの友達ができ、とても良い経験ができました。またタイに行く機会があれば、チェンマイ大学を訪れたいと思います。
料理学校「Baan Thai Cooking School」では、地元の市場でタイ料理の食材を実際に見て、触れて、調理までを体験しました。
日本ではなかなか出会えない香辛料や食材に触れ、五感をフルに使った学びの時間となりました。
学生の感想:チェンマイ大学の学生さんにおすすめされたお菓子(フォイトーン)や麺(カオソイ)などの美味しいものをたくさん食べることが出来、良い経験になりました!楽しい時間をありがとうございました!
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また、チェンマイ郊外では、象のキャンプ場を訪れたり、少数民族・カレン族の村を訪問したりと、タイの伝統文化にも深く触れることができました。
民族舞踊の鑑賞や、手工芸品作りの見学を通じて、学生たちは教科書では学べないリアルな文化に出会うことができました。
チェンマイ大学の学生お勧めのエシカル × アートの街「バーン・カーン・アート」では、環境を大切にしたクラフトやジェラートのショップで新たな発見をすることができました。
学生の感想:タイについて知っていることもあまりなく、学生の皆さんとの交流にも最初は緊張していましたが、話を聞いて知識が広がり、色々な興味が湧いてきました。とても楽しく、貴重な経験ができました。
国境を越えて人とつながる。異文化に触れる。自分の視野を広げる。このように今回の交流は、学生にとってまさに「生きた学び」の時間であります。
日常では味わえないこの体験が、これからの学びや人生において大きな影響を与えてくれることと思います。