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理事長挨拶

理事長からのご挨拶

本学園は、昨年創立 55 年を迎え、今年は 60 年に向かって新たな歩みを進めたところにあります。 さて、新型コロナウイルスについては、完全収束には至っていませんが、マスク着用の扱いや、5 月から五類へ基準が引き下げ実施予定となるなど、アフターコロナに向けて社会が動きだしていきます。本学においても、感染が拡大する中では遠隔授業の実施や病院、学校などの現場施設での実習を学内に切り替えて実施するなど感染防止対策の徹底を図りつつ教育を行ってきましたが、感染拡大が収まりつつあるなか、対面授業を再開し、学生と教員が密にコミュニケーションが図れる環境下での教育体制へと戻しています。

この未曾有ともいえる事態から、これまで当たり前のように享受してきたことや日常生活がいかに貴重でそれを維持発展させるためには、何が必要で、どうあるべきかを改めて認識し考える機会となったと思っています。グローバル化と不透明性が一層進むこれからの社会にあって、教育未来創造会議における第 一次提言の基本理念に掲げられているように、「日本の社会と個人の未来は教育にある」と確信しています。

本学では建学の精神として、「高い知性と学識と豊かな情操を兼ね備えた品位ある人材の育成」を掲げており、グローバル化する現代社会にあって、わが国の文化と伝統に基づいた感性を磨き、知性、倫理性及び創造性を備えた専門的職業人であって地域社会に深く貢献する人材の養成を強く推進しております。

令和 4 年度には創立 55 周年の記念事業として、地域の方に向けた社会人教養講座青山塾の開講や北摂キャンパスでのお城桜まつり等を開催いたしました。令和 5 年度も大学の持つ資産を地域社会へ還元するとともに更なる教育活動の充実を目指し、日々邁進してまいります。引き続き学園の発展のため、卒業生・卒園生、保護者の皆さまや地域の皆さまをはじめ関係各位のご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。