開催レポート

2024 年度は、これまでに 2 回のオープンキャンパスを実施しました。学年が変わり、いよいよ受験が近づいてきた新 3 年生の方を中心に、両日ともたくさんの参加者で賑わいました!
全体風景や、体験授業、講座の様子を紹介します。

受付の様子

キャンパスツアーにも多数ご参加いただきました

健康科学部 健康栄養学科

健康栄養学科では、病院、保健所、小学校などでの管理栄養士経験を持つ教員陣が講師となり、参加型の体験授業を数多く実施します。
学科説明は、教員と学生それぞれが行います。学生は、オススメの授業や授業・実習の様子、休み時間の過ごし方などを紹介しました。フリートークのコーナーでは、参加者の皆さんからの質問も受け付けました。

実際に日々の食生活を振り返ってもらったり、理想の食事について考えてもらったり、普段何気なく口にしている食品の中に含まれている添加物について調べてもらったり… 食と栄養の観点から健康について考える体験をしていただきます。

本物そっくりのフードモデルを使った食生活診断にもチャレンジできます。診断結果をもとに、学生が食生活のアドバイスを行いました。

ほかにも、学生の実習や研究の様子がわかる展示・掲示を用意し、参加者の皆さんの質問にもお答えしました。

4 月 28 日のミニ講義は「体に良いお水を飲もう」。水は採取地の環境等によって、含まれる成分に大きな違いがあります。そして、その違いは、適した調理法や仕上がった食品の口当たりにも、大きく影響してきます。各地の生活習慣や食文化とも深く関わりのある「水」の特性について、飲み比べ(利き水体験)なども通して楽しく学んで頂きました。

5 月 19 日のミニ講義は「清涼飲料水のヒミツを知ろう!」。普段何気なく飲んでいる清涼飲料水には、どれくらいの量の糖分が含まれているのでしょうか。実際に目で見て、飲んで、そのままでは甘すぎて飲めないことを体感して頂いた後、その砂糖水がどういうプロセスでごくごく飲める清涼飲料水に変えられるのかをお見せしました。
知らず知らずのうちに体内に取り入れている糖分について認識し、健康的な食生活について考えるきっかけになったでしょうか。

 

子ども教育学部 子ども教育学科

子ども教育学科では、聴講型のミニ講義と、体験型の模擬授業の 2 種類を開講し、保育・教育にまつわるさまざまな学びを体験していただきます。実際にものを作ったり、体を動かしたりする授業では、例年参加者同士の交流も生まれ、大いに盛り上がります!学生スタッフは、大学での学びを紹介したり、体験授業に参加したりして、進行をサポートします。

学科の教員と学生が、子ども教育学科での学びについてお伝えしました。学生スタッフは、学年ごとに、学びの様子や自らの目標などを皆さんにお伝えしました。

4 月 28 日のミニ講義は「赤ちゃんの沐浴を体験してみよう!」でした。生まれて間もない赤ちゃんを、お風呂に入れる体験です。ベビーバスに水をはり、本物そっくりの赤ちゃん人形を使いながら、「沐浴」の手順について学んで頂きました。

5 月 19 日のミニ講義は「音楽遊びを楽しもう!」でした。楽器などの楽音だけでなく、身近な生活や自然の「音」に気づくことは、保育・幼児教育での豊かな音楽表現のきっかけとなり、小学校の音楽教育へと繋がっていきます。今回の授業では、体を使って遊べるわらべ歌などを取り入れ、参加者の皆さん一体となり、童心にかえって楽しんで頂きました。

施設見学の最終地点は、地域の親子が集える場であり、学生の実習の場でもある「子育て支援室」。ここで希望者には、学生や教員とのフリートークなどにも参加頂きました。勉強のこと、実習のこと、クラブ・サークルやアルバイトのことなど何でも質問できるコーナーで、すっかり打ち解けた様子の学生、参加者さんの姿も見られました。

 

看護学部 看護学科

看護学科では、赤ちゃんからお年寄り、出産期のケアから救急救命まで、幅広いシーンでそれぞれ異なる看護について、毎回違った内容のミニ講義を実施します。
学生スタッフが、講義の進行やデモンストレーションを担うことも多く、体験を通して参加者の皆さんとたくさんふれあえることを楽しみにしています!生まれたばかりの赤ちゃんや、病気の人、お年寄り、さまざまなダミー人形も活躍します。

看護師の仕事や看護学科での学びについて、学科の教員が説明しました。少人数でじっくり学べる大阪青山大学の特長や学生の様子についてもお伝えしました。

4 月 28 日の体験授業は「分かっているようで知らない!? 子どもの成長を体験」でした。常に成長し発達を続ける子どもの生命力を感じ、一方で大人の想像とは異なる視界の狭さなど、身体的な特徴も体感して頂きながら、小児看護の一端に触れて頂きました。

5 月 19 日の体験授業は「スライディンググローブを使って!? 体圧による圧迫を予防しよう」でした。ベッドに寝たきりの患者さんは、体の圧力により皮膚が圧迫されて不快感や痛みなどがおこり、さらに高齢者は皮膚が弱いので褥瘡(床ずれ)を起こしやすい状態にあります。スライディンググローブを使って圧迫を取り除く体験、また、患者さん役になって、圧迫を取り除いてもらう体験をして頂きました。

常設の交流コーナーでは、学生とのフリートークが好評でした。病院実習のこと、普段の授業のこと、アルバイトのことなど、参加者の皆さんの気になる質問に、在学生が本音でお答えしています!

 

キャンパスツアー

入学したら、どんなキャンパスで過ごすのか、イメージしてもらうためのプログラム。共有施設のほか、学科別に使用する教室や専門施設も学生が説明しながらご案内します。この日も多くの方が参加してくださいました!

学生が実体験を交えて施設の説明をします

施設を回りながら、色々な質問にもお答えします

 

その他の共通プログラム

共通プログラムとして、入試講座や学生によるキャンパスライフ紹介「青山 Days」などが行われました。
4 月 〜 8 月 6 日まで実施した「エントリーシートの書き方講座」では、総合型選抜で必要となるエントリーシートの書き方について、ポイントをまとめてお伝えしました。講座の後半では、実際に記入を体験して頂く場面も。毎回、受講者で教室がいっぱいになるほどの盛況ぶりでした!
「青山 Days」はランチタイムの食堂で行われ、多くの方が食事を楽しみながら学生たちの説明に耳を傾けてくださいました。

志望動機や自己アピールを簡潔にまとめる練習にぜひ!

学生生活をリアルにお伝えします

 

参加者の声

参加者アンケートではたくさんのコメントを頂きました!オープンキャンパスへの参加は、皆さんにとって楽しく有意義な経験になったでしょうか?コメントの一部を紹介させて頂きます。参加を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください!

先生や学生の方が、とても優しく接してくださったこと、大学でどんなことを学ぶのかを分かりやすく教えてくださったことがよかったです。 (看護学科:高 3)

数回来させて頂いていますが、今回も学生の方が優しく話しかけてくださり、とても楽しい時間になりました。(子ども教育学科:高 2)

清涼飲料水を実際に自分で作ってみると、販売されているものを購入した時と感覚が違うことに気づきました。清涼飲料水はあまり飲まない様にしようと思いました。(健康栄養学科:高 3)

学生さんが主体的に活動していて、学生さんから話を沢山聞けてよかったです。 (子ども教育学科:高 2)

先生方の丁寧な説明、学生の方々のキビキビした行動やハキハキとした受け答えが好印象でした。 (看護学科:保護者)

学生さんの方から話しかけてくださり、大学の雰囲気や授業についてとても詳しく教えてもらうことができました。入試に関することも聞けて良かったです。(健康栄養学科:高 3)

赤ちゃんの呼吸ってこんなに早いんだと、実際に体験して知ることが出来ました。 (看護学科:高 2)

普段水のことなんて考えたこともなかったので、とても斬新な体験をさせてもらったなと思いました。 (健康栄養学科:高 2)

沐浴をするのは初めてだったので緊張しましたが、先生が分かりやすく説明してくださったので楽しく取り組むことが出来ました!(子ども教育学科:高 3)