希少な実生ゆずを使った特製ケーキを学生が開発!
地元箕面の人気洋菓子店「グロス・オーフェン」で限定販売
大学生 × 地元の人気洋菓子店 × 箕面のゆず
| 概要
大阪府箕面市で生産されている「実生(みしょう)ゆず」は、接ぎ木ではなく種から育てる希少種で全国に約 5,000 本しかないと言われています。
本学で管理栄養士を目指す学生らが卒業研究のテーマ「箕面産『ゆず』を用いたヴィクトリアサンドイッチケーキの商品開発に向けて」に基づき作成したケーキは、イギリスの伝統菓子であるヴィクトリアサンドイッチケーキに使われる苺ジャムを、この実生ゆずのジャムに置き換えて作ったオリジナル製品です。
学生らはヒトの五感が嗜好性に与える影響について検討し、より多くの人に好まれる菓子の開発・商品化を目指して研究を進めてきました。
その過程では食経験・食環境の異なる 10 〜 60 歳代の男女を対象とした官能調査を行い、約 8 割から「美味しい」との評価を獲得。完成品は、調査・検討・改善を重ねた成果がジャムにも、スポンジ生地にも反映された自信作です。
コロナ禍で、学校行事や地域のイベントを利用してのPRが叶わない中、なんとか一度は販売の機会をと学生・教職員が奔走した結果、地元箕面で40年続く人気洋菓子店「グロス・オーフェン」から協力を得られ、3 月 5 日(金)に限定販売が実現する運びとなりました。
| プロジェクト
- 担 当
- 大阪青山大学 健康科学部 健康栄養学科(須谷ゼミ)4 年次生 3 名
- コラボ
- グロス・オーフェン(大阪府箕面市 創業 1981 / 代表取締役 清水 久宏)
箕面のゆず - 内 容
- 管理栄養士を目指す学生の卒業研究(テーマ「箕面産『ゆず』を用いたヴィクトリアサンドイッチケーキの商品開発に向けて」)の一環としての食品開発と商品化
- 目 的
- 大学での研究活動を企業活動や地域産業と結びつけ、協働することで幅広い知見を得、研究成果を社会に還元する箕面の柚子を使用し PR することで地域産業の発展に寄与する
| 商品スペック
- 種 別
- 洋生菓子
- 容 量
- 1 切れ(ポーション)
- 価 格
- ¥270(税込)
【販売概要】
- 日 時
- 2021 年 3 月 5 日(金)
10:00 – 19:00 (完売次第終了) - 場 所
- グロス・オーフェン(大阪府箕面市桜井 1-1-31 / 阪急「桜井」駅下車北へ徒歩約 2 分)
- 個 数
- 100 個(予定)を販売
写真左:ゆずマーマレードをたっぷりと挟み込みます / 右:温かい紅茶によく合います
【ポイント】
- イギリスの伝統菓子であるビクトリアサンドイッチケーキに使われる苺ジャムを、箕面のゆずジャムに置き換えたオリジナルケーキを学生が開発
- 素材を知るため学生自ら現地でゆず刈り、収穫したゆずの加工処理も体験した上で調理に取り組みました
- 研究テーマに基づき、配合その他における調査・分析を繰り返して開発した製品です
- コロナ禍で一般提供の機会を得られなかった当製品をなんとか表に出したいという学生の思いを、地元の菓子店がサポート
試作の様子は こちら |