試験科目別の出題傾向と学習対策を教えてください

※平成 30 年度入試は全科目オールマークシート方式となります

国語

傾向

○出題形式
現代文の大問 1 題と一問一答式の問題(事項別、4 題)とで構成されている。大問には一部記述式問題があり、漢字の読み及び書き取り、箇所指摘(日程によってない場合もあり)となっている。なお、記述式の問題は平成 29 年度入試は出題されない。
○出題内容
大問は現代文のみの出題となり、評論、論説的文章からの出題が主となっている。設問の内容は漢字の読みと書き取り、空所補充、内容説明、箇所指摘など。内容説明は論旨を問うものが中心であるが比較的平易な質問が多い。最終設問は論旨に合うか合わないかを問う形となっている。
一問一答方式で扱われる事項は、慣用表現、熟語の構成、敬意表現、四字・三字熟語等であり、国語に関する基礎的基本的な知識を問う問題となっている。

対策

大問の文章(評論・論説など)には学部学科の専門分野に関連する内容のものが多く出題されています。自分が進もうとする分野に関連した書物やニュース報道等に関心を持って普段から接しておくといいでしょう。一問一答方式の問題では、基本的な語彙力や言語的な知識が問われますので熟語や慣用句の学習を中心に準備をして臨んでほしいと思います。

化学基礎

傾向

○出題形式
推薦入試は大問 4 題、一般入試は生物との各大問 2 〜 3 題構成であり、平成 28 年度はそれぞれマークシート方式と記述式の併用であったが、平成 29 年度からは推薦・一般入試ともに全問マークシート方式に変更される。従来、記述式問題は、化学用語や物質名、化学式、化学(イオン)反応式、計算問題の結果などが中心となっていた。それらの出題がマーク方式に変更され、全問で28題程度になると予想される。試験時間は、推薦入試は化学基礎・生物基礎の一方の選択で 50 分、一般入試はそれぞれ化学基礎及び生物基礎、化学基礎及び化学の内容からそれぞれ 50 分である。
○出題内容
出題範囲は推薦入試も一般入試も化学基礎の範囲だけから出題されている。物質の分類や周期性、化学結合に関する内容や、酸・塩基、酸化還元に関する内容といった化学基礎全範囲から基礎的内容が出題されている。上記の通り、従来、記述問題として出題されてきた酸・塩基や酸化還元に関する化学反応式やイオン反応式や物質量に関する計算、化学反応式の量的関係、pH の算出、酸・塩基滴定、酸化還元滴定における量的関係に関する問題などもマーク式問題に変更されるが、各分野とも基礎的な問題が多く、教科書の内容を逸脱したものは見受けられない。記述式で出題されていた分野は、計算問題であっても基本的に反応式や計算式が 1 つで済むものがほとんどなので、マーク式出題となっても難易度に大きな影響はないと予想される。

対策

問題そのものは基礎的なものが大部分を占める。よって、化学基礎の教科書の内容をしっかりと理解しておくことが重要になってくる。また、出題分野に偏りはなく、全範囲を広く出題されているので、網羅的に勉強しておく必要がある。特に、教科書に出てくる主要な化合物、化学式や化学反応式は必ず書けるようにしておくこと。さらに代表的な実験や考察はその結果まで理解しておきたい。計算問題の対策としては、教科書傍用問題集の基本的な問題で十分なので、自分で計算式を示せるようになるまで繰り返し練習し、計算の正確性、指定された有効数字に合わせるなど、日々の演習の際に常に意識して学習してほしい。

生物基礎

傾向

○出題形式
推薦入試は生物基礎のみの大問 4 〜 5 題、一般入試は化学基礎及び生物基礎、生物基礎及び生物として各大問 2 〜 3 題の構成である。平成 28 年度入試は、それぞれマークシート方式と記述式の併用であったが、平成 29 年度入試からは推薦、一般入試ともにすべてマーク式に変更される。それに伴い、記述式問題部分がマーク式問題に変更され、マーク式問題数が推薦では 33 題、一般では 18 題程度になることが予想される。試験時間は、推薦入試は化学基礎、生物基礎の一方の選択で 50 分、一般入試は化学基礎及び生物基礎、生物基礎及び生物の内容からそれぞれ計 50 分である。
○出題内容
出題範囲は、推薦入試も一般入試も生物基礎の範囲だけから出題されている。生物の多様性、エネルギーと代謝、光合成、呼吸、遺伝子とその働き、体内環境、免疫、植生とバイオーム、物質循環とエネルギーの流れといった生物基礎全範囲から出題されており、大問は概ね一つの分野で構成されている。説明文の空所補充問題は平易かつ基本的な内容を問うものが多く、説明内容の意図、文章の流れをつかめば特には難しいものではない。また、図やグラフに関連した出題も教科書で見かけるものが中心に出題されている。各分野とも基礎的な問題が多く、教科書の内容を逸脱したものは見られない。なお、平成 28 年度一般入試の生物基礎及び生物について、両科目に内容が重複する分野については、「生物」の範囲で扱われる傾向にあった。生物基礎を中心に学習を進めていた者にはやや難しく感じられたと思われる。

対策

問題内容は教科書に準拠する基礎的なものばかりである。よって、生物基礎の教科書の内容を十分に理解することが重要である。また、教科書に記載されている「発展」「考察」「コラム」などにも目を通し、代表的な実験やグラフ・図も理解しておきたい。学部の特性から生物の体内環境の維持は重要な分野であるが、入試日程を通してほぼ全範囲に渡って出題されており、一つの日程でどの分野が出題されるかわからないので、全範囲を偏ることなく学習しておく必要がある。また、平成 28 年度一般入試 B 日程では「暖かさの指数」とバイオームとの関連を問う問題が出題され戸惑った者も多かったと思われる。しかし、問題文をしっかりと読めば、与えられた表から簡単な計算を経て容易に正解を導くことができることに気づいたはずである。何れの問題も出題範囲内の理解で解けるものであるので、初見と思える問題も落ち着いて取り組む姿勢が求められる。なお、受験対策の基本は教科書を中心とした学習に他ならないが、出題の多様性に慣れておくことも重要である。基礎的な問題集にあたるなどして着実に学習を進めてほしい。

化学

傾向

○出題形式
大問題は「化学基礎」(「化学基礎及び生物基礎」共通)の問題を除いて、大問題 3 問とし、マークシート方式と記述式の併用で実施しました。そのうちマーク解答数は 10 〜 15、記述解答数は 3 〜 4 としました。一般入試 A 日程では、マークシートは字句や計算式、計算結果(数値)、物質名を選ぶ問題で、記述問題は反応式と生成物の記述としました。一般入試 B 日程では、マークシートは字句や構造式、計算式、文を選ぶ問題で、記述問題は反応式の記述と計算としました。一般入試C日程では、マークシートは計算結果(数値)や字句を選ぶ問題で、記述問題は計算と化学式、反応名、物質名の記述としました。
○出題内容
「化学」の全分野から基本的な問題から標準的な問題を広範囲に出題しました。一般入試 A 日程では、油脂の性質やけん化価、ヨウ素価の定義を完成して、その定義から計算式を求め、その式を変形して分子量等を計算する問題。合成樹脂の原材料となる物質を答える問題。エタノールの性質(反応式、生成物)を問う問題。一般入試 B 日程では、アミノ酸の性質に関する問題、ベンゼンの性質に関する問題。化学反応に関する問題。熱化学反応に関する問題。一般入試 C 日程では、分圧の法則に関した基本的な計算問題、芳香族化合物の反応に関する問題。エタノールの性質(反応式、生成物)を問う問題としました。

対策

教科書の基本的な内容をしっかり理解して、化学式、示性式なども正確に書けるくらいにしてください。また、応用的な問題は、落ち着いて設問をよく読むようにしましょう。

生物

傾向

○出題形式
大問題 2 問で、マークシート形式と、記述式で実施した。問題は空所補充問題、用語を答える問題、正しい文を選ぶ問題、計算問題、実験内容・結果から考察する問題など様々な形式で出題した。選択問題は選択肢を多くし、大部分で 9 から 10 個の選択肢から、1 つまたは 2 つを選ぶようにした。
○出題内容
平成 28 年度の入試では、大問題の出題内容は「生物」の中から、生命と物質、個体群と生物群集、遺伝現象と物質、代謝、生物の進化について出題した。グラフからの数値の読み取り、計算が必要な問題の出題もあるが、基本的なものである。

対策

教科書に記載されている基礎事項を体系的に理解していることが大切である。また教科書の本文だけを理解するのではなく、実験の図表や計算方法も理解しておくことが必要である。

〔英語〕
[傾向]
○出題形式
大問題は 5 題で、全問マークシート形式です。すべてに選択肢があります。読解問題は 2 題で、物語的長文(内容一致)とメディアからの長文(空所補充、内容一致)です。さらに文法・語彙問題と会話表現に基づいた問題が出題されています。
○出題内容
長文 1 は物語を読み、正確に内容を理解できているかを問います。長文 2 は本学の設置学科の特色を反映し、栄養、食品、健康、科学、子どもの抱える諸問題などをテーマとし、空所補充(主に前置詞や接続詞)と内容一致の小問題があります。文法やイディオムの知識を問う問題は、短文の空所補充と語彙の並べ替えです。会話表現は日常生活における様々な場面での基本的な表現が文単位の空所補充または整序という形式で出題されています。
[対策]
基本的な語彙力と文法の知識が問われます。長文読解への対策として、自分が進もうとする分野に関連した書物やニュース記事に関心を持って普段から接しておくといいでしょう。

数学

傾向

○出題形式
試験時間は 50 分。全問マークシートによる解答方式で、4 つの選択肢から 1 つを選択し、解答する。17 〜 20 題程度の問題から構成される。小問 2 〜 4 問を含む大問を 1 〜 3 題程度含むことがある。解答個数は 17 〜 24 個程度である。
○出題内容
「数学I・数学 A」の全範囲を出題範囲とする。基礎事項の理解の度合、処理の的確さ、計算力などの総合的な基礎力を判定するため、基本的問題を広範囲に出題する。

対策

用語や定義などを含め、基本的な事項をしっかり整理しておく。教科書の例題・練習問題の内容をしっかりマスターすること。基本的な問題を出題するが、時間内に解答するためには、的確な見通し・段取りと正確で素早い計算力が必要である。日常の学習において最後まで計算し、正確に答えを求められたか、時間の配分は的確かなどを確認しておく。

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