保幼小の連携を視野に、複数の免許・資格の同時取得も可能な子ども教育学科。教育者にふさわしい人間性を養い、人生を自ら切り開く自立性を高める学びの内容をクローズアップ!
「保育士資格」「幼稚園教諭免許」「小学校教諭免許」3 つの免許・資格の取得が可能
複雑化する現代社会。学校教育で重要視されているテーマの一つが「幼保小の連携」です。就学前の素地作りの必要性が高まり、幼児教育・保育と小学校教育の連携が、かつてないほどに求められているのです。そうした時代の流れに対応するため、大阪青山大学の子ども教育学科では、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許・資格を同時に取得できるカリキュラムを組み、こうした連携の中心となって活躍できる人材の育成に努めています。
資格取得に向けた実習の流れ
※「保育実習 IB」を「介護等体験」に読替可能なカリキュラムをしいているため、保育士資格と小学校教諭免許の同時取得がスムースです
充実のピアノサポート
ピアノ演奏技術の向上のため 4 年間を通じて手厚くサポート。
保育・教育の現場では歌、伴奏・合奏、リズム遊びなど、多彩な音楽表現活動が行われています。将来、保育・教育の現場でスムースにこれらの指導に当たれるよう、技術や方法論を学びます。
初心者から経験者まで、幅広くサポート
初心者でも目標に到達できるようカリキュラムを編成しています。経験者はさらにその力を伸ばせるよう、レベルに沿った指導を行っています。科目選択により、4 年間を通じてピアノを学ぶことができます。
少人数での指導
ピアノの授業は学生 4、5 人につき、教員 1 人が担当するグループ制。学生一人ひとりのレベルに応じたレッスンが受けられます。
充実した施設
グランドピアノを備えたレッスン室での授業のほかに、学内の個人練習室は約 20 室あり、放課後など、いつでも練習することが可能です。
1 年次
入門教材「バイエル」終了
10 段階のグレードに分け、それぞれの進度(習熟度)別にスタートします。
主な授業:「基礎音楽 I・II」「器楽 I・II」
2 年次
実習を見据えた練習に取り組む
主な授業:「保育内容・音楽表現 I」「器楽 III」
3 年次
採用試験に向けてさらにレベルアップ
主な授業:「保育内容・音楽表現 II」「器楽 IV」
4 年次
現場で生きる「実践力」を養う
保育・教育現場で使われる教材の研究、器楽合奏などを通し、子どもの音楽について多角的にアプローチします。
主な授業:「子どもの音楽総合」
子育て支援室での活動
子ども教育学科では、地域の子育て支援にも積極的に関わっていける人材の育成をめざしています。「地域子育て支援実習」などの授業を通して、市町村が推進する事業、児童館や保育所、幼稚園を中心とした取り組みや、お母さんたちの子育てサークルの活動など、地域での子育て支援活動の現状を学ぶ機会を豊富に用意しています。また、キャンパス内に設置した「子育て支援室」を地域に開放。その活動に学生が参加することで、保護者との関わり方や家庭による子どもの育成環境の違いなど、実習やインターンシップだけでは得られないさまざまな情報を学びとることができるのです。