本学の深尾 幸市 客員教授が 9 月 12 日、バングラデシュの首都・ダッカにあるグラミン銀行本部を訪ね、創設者・総裁で、2006 年ノーベル平和賞受賞者のムハジャマド・ユヌス博士に面会しました。その時の様子を、ご紹介いたします。

深尾客員教授

 

グラミン銀行を訪れた際、突然の訪問にも関わらず、ユヌス博士は快く応じてくださりました。「どこから来ましたか」と尋ねられ、「大阪から」と答え、さらに 3 年前に関西学院大学で博士の記念講演を聞いたこと、アフリカの国際協力 NGO に関心があること、大学では子ども教育に関わっていることなどを手短に伝えた後、サインを頂きました。

深尾客員教授

ユヌス博士は終始、笑顔を絶やさず、穏やかで心の広い人間性を感じました。また、その席では 3 週間のインターン・シップを終えた世界からの学生 15 名(日本人 3 名を含む)との記念撮影にも加わりました。グラミン銀行には現在、住宅ローン、教育ローンなど5種類のローンがあり、会員総数は約 843 万人います。有名なのがマイクロ・クレジットと呼ばれる貧困層を対象とした低金利の無担保融資です。これは村の貧しい女性 5 人がグループを作り、担保なしでお金を借りられるシステムで、多くの顧客が絶対的貧困から脱出し生活の質を向上させることができていると言われています。グラミン銀行は、もともとは 1976 年に NGO として発足し、1983 年に銀行として政府の公認を得ました。バングラデシュで活動する国際 NGO は 2010 年現在、約 2,300 団体で、日本の NGO は約 30 団体活動しているといわれています。よく知られる団体として、シャプラニール(市民による海外協力の会)や、エクマットラ(渡辺 大樹 氏)などがあります。

(客員教授 深尾 幸市)

深尾客員教授

深尾 客員教授は、「国際協力論」・「多文化共生論」および「ボランティア論」などの授業を担当しています。こうした一般教養の科目も、学生の世界観・価値観を拡げていく大切な授業のひとつになります。 興味のある学生は、直接、先生にお話を聞いてみるといいかもしれませんね。もっと深い様々なお話が聞けると思います。

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