インターネットやテレビで見たり聞いたりするだけでなく、実際に現地へ足を運び、その土地の空気、歴史、風土、芸術を肌で感じ、食事や観光、研修を通してヨーロッパの食文化についての理解を深めることを目的に行われる、 ヨーロッパ食文化研修。
2018 年は、イタリア・フィレンツェとフランス・パリを巡る 10 日間の日程で行われます。
出発から帰国までの様子を、順を追ってリポートします!
DAY 8 / 2 月 20 日(火)
8 日目は、研修旅行最終日です。今日は、この研修旅行最大の目的である「ル・コルドン・ブルー」フランス本校での料理実習体験の日です。
フランス人シェフ講師から直々に習えるなんて、料理人やパティシエを目指す学生にとっては、この上ない喜びです!
一言も聴き漏らすまいと熱心にメモをとる学生たち。
今回の実習で作った料理は、デザートを加えて 3 品。料理法や盛り付けなど学ぶことはたくさんありました!
そして、美味しかったです!
ヨーロッパ最終日で、パリ最終日のディナーは、人気の老舗レストラン「ル・トラン・ブルー」にて。
眼下には、リヨン駅のプラットフォームが見えます。もともとは、ここから旅立つ人のための食堂でした。
創業 100 年を誇る老舗。正統派のフレンチを体験しました。チーズのセレクションも圧巻です!
名物のラム肉のローストもいただきました(写真左)。お腹も気分も大満足です!
入った瞬間から、豪華絢爛なバロック様式の空間に圧倒されます。天井や壁にかけられた風景画が、当時の旅を彷彿とさせるようです。映画のロケ場所としても何度も登場しますが、やはり有名なのは、ココ・シャネルが頻繁に訪れていたということでしょうか。ベル・エポックのスタイリッシュな世界を肌で感じることができます。
わずか 10 日間ではありましたが、ヨーロッパの歴史と伝統を肌で感じながらの体験は、貴重な時間になりました。この経験を、これからの未来に生かしていくことを切に願います。お疲れさまでした。