大阪青山大学・大阪青山大学短期大学部では、本学の擁する研究分野や大阪青山歴史文学博物館の豊富な資料を活かし、多彩なテーマで「公開講座」を開講しています。
本年度前期は、学園創立 50 周年を記念した特別講座を含む 8 講座を開講。
去る 7 月 6 日(火)、全体として第 4 回、50 周年記念講座として第 2 回目となる講座を、箕面キャンパスの講義室にて実施しました。
その様子をレポートします。

「健康を繋ぐ 〜健康寿命という新しい考え方〜」

・実施日時:2017 年 7 月 6 日(火)10:10 〜 11:40
・講  師:瀬戸口 要子(大阪青山大学 健康科学部 看護学科 教授)
・開催場所:本学箕面キャンパス 2 号館 視聴覚教室
・受講者数:45 名

男女とも平均寿命が 80 歳を超え、他に類を見ない程の短期間で超高齢社会を迎えた我が国では、社会制度の整備が追い付いていないのが現状です。
かかる環境下において、寝たきりや認知症などによる “ 要介護状態 ” でなく、自力で生活できる期間 ー「健康寿命」を、できるだけ長く保とうということが、クローズアップされてきました。
本講座では、この「健康寿命」について考えました。

公開講座公開講座
塩川 学長による挨拶の後、講義がスタート

『フレイル』というキーワードの説明がありました。
これは、「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態」をいいます。
人間誰しも、年齢を重ねていくと体のあちらこちらに “ ガタ ” がきます。
老化による機能低下は、避けることができません。
しかし、このフレイルには抵抗することができる、機能の低下を抑えることができるそうです。
そのために必要なことは、「バランスの良い食事」と「適度な運動」。
年齢が上がるとともにどうしても、食欲が無くなってきたり好みがあっさりしたものに偏ったりしがちですが、できるだけ意識して、一品二品増やして、また時々肉も食べましょう。そして、「少しでもいいので身体を動かしましょう」ということです。
運動機能の低下で、思うように身体が動かなくなってくるため、ついつい出かけるのが億劫になったり、じっとソファーに座ったままになったりしがちです。
しかし、ちょっと庭やベランダに出てみたり、近所を散策してみたりと、意識して毎日少しずつでも身体を動かすことが重要なことだとというお話がありました。
講座では、簡単にできる足腰のトレーニングの紹介があり、皆さんがトライされ「家に帰ってもやってみよう」という方もいらっしゃいました。

公開講座公開講座
実際にトレーニングを体験していただきました

受講生の皆さんは、講座終了後も残って個別に質問されたり、「もう少し具体的に健康維持法を知りたかった」というお声をくださったりと、大変熱心にご受講いただきました。
本当にありがとうございました。
本講座が、少しでもみなさまの健康ライフのお役に立てばと願っています。

[地域連携課]

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