2月2日(火)、健康科学部健康こども学科(現 子ども教育学科)4年次生の「子どもの音楽総合Ⅱ」の授業で、学内公開試験が行われました。内容はピアノ独奏と音楽劇「スーホの白い馬」です。
会場には塩川学長の姿もあり、学生たちに温かな言葉をかけられました。
学内公開試験は、学生によるピアノ独奏です。多くの教員が審査し、緊張感の漂う中、学生は舞台に上がり演奏を披露。バッハの「メヌエット ト長調」のような可愛い曲から、ショパンの「幻想即興曲」のように難易度の高い曲まで、今まで練習してきた成果を発揮します。
 
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公開試験後は休憩を挟み、学生による音楽劇「スーホの白い馬」の披露でした。学生が脚色や構成をし、配役、ナレーション、照明も全て学生が担当します。「スーホの白い馬」はモンゴルの民話で、モンゴルの伝統楽器「モリンホール(馬頭琴)」の由来にまつわる物語です。
 
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《あらすじ》
モンゴルの遊牧民、スーホという名の心優しい少年が、白い子馬を拾い大事に育てますが、殿様に奪われてしまいます。殿様の元から逃げ出した馬は、矢に射られ瀕死の状態でスーホの元に戻り、「自分の体を使って楽器を作って」とお願いし死んでしまいます。そうしてできたのが馬頭琴でした。
 
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とても悲しいストーリーと、それに沿った見事な演技や歌声に引き込まれ、思わず涙する観客もいました。スーホやその他出演者の歌声も綺麗でしたが、ピアノの生演奏によるバックミュージック、音響、照明など全て統合し演出されており、大変見応えのある劇でした。
音響は身の回りの道具を使い、とてもリアルに表現されており、その中でもインパクトの強かった “矢が風を切ったように飛ぶ音”は「ドレミパイプ」を振り回している音で、洗濯機に設置しているホースの様なものだそうです。どこで調達したのか、衣装も見事にモンゴルの民族衣装を再現しており、殿様にいたってはとても学生とは思えない貫禄がありました。
 
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劇終了後、涙ながらにお世話になった教員へ花束を渡す学生や、その場を惜しむ姿が見られました。4年次生は卒業間近です。教育現場へ就職する学生が多い学科ですので、この授業で培った経験と感動が子ども達の指導にも役立つことと思います。とても感動的な音楽劇をありがとうございました。今後も頑張ってください!

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(広報室)

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