ことばと文化学科日本語文化コースの京都臨地講義が7月14日(火)に開催されました。
 例年は五月開催のところですが、諸事情のため延びて今月に。梅雨明け前の蒸し暑い気候もあり、コースを多少変更してどうにか開催にこぎ着けました。

2009京都臨地講義(第一回)

 午前中は東映太秦撮影所を見学。時代劇はロケに出ていましたが、スタジオでドラマ撮影の様子を見ることができました。
 ご無理をお願いして毎年行っているこの見学も、学科が閉じるため残念ながら今回で休止となります。最後の見学者となった学生たちには、有名人を間近で見た興奮だけではなく、一言一言に真剣な撮影現場の空気を、これからの学修に役立ててほしいと思います。
 貴重な時間を与えてくださった撮影所関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

2009京都臨地講義(第一回)

 昼食後は広隆寺へ。国宝第一号の弥勒菩薩像などを見学しました。

2009京都臨地講義(第一回)

 広隆寺は秦河勝ゆかりの寺。今は裏手にある大酒神社は、芸能の神でもある河勝の伝承を秘めた神社です。池の跡とあわせて見学しました……が、とにかく陽射しが強く、既に熱中症一歩手前といった状況でした。

2009京都臨地講義(第一回)

 嵐電で嵐山駅に移動。ルートを短縮し、野々宮に向かいます。
 有名な竹林の道も、人通りは少なめです。祇園祭の宵宵宵山ということで浴衣姿の人も見かけましたが、やはりこの暑さでは大変です。

2009京都臨地講義(第一回)

 どうにか野々宮にたどり着きましたが、この辺が限界のようです。とにかく暑いです。

2009京都臨地講義(第一回)

 最後に渡月橋で嵐山の景色を観賞します。避暑地とはほど遠い猛暑の一日でしたが、学生はどうにか体調を崩さずにすみました。
 日本語文化コースの京都臨地講義は、九月にもう一度計画されています。日本の文化をしっかり学んで、教養豊かな社会人になってくれることを願っています。
 学生の皆さん、就職活動もよろしく!(日本語文化コース 渡部)

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