本学所蔵の「後伏見院庁諷誦文」が重要文化財に新指定

このたび、本学所蔵の重要美術品「後伏見院庁諷誦文」が、国の重要文化財に指定されることとなりました。

「後伏見院庁諷誦文」は、嘉元 3(1305)年 9 月 15 日に崩御した亀山法皇の追善供養に際して、当時新院と呼ばれた後伏見院(在位 1298 ~ 1301 年)の院庁から出された諷誦文(※) で、参詣した僧に布三百端を与えることを記しています。
同じ日付の後伏見院願文も残されており(個人蔵)、追善供養の実態を具体的にうかがい知ることができます。亀山法皇は大覚寺統、後伏見院は持明院統の皇統であり、両統迭立状況下における院政の一端を伝える史料としても貴重です。
※ 諷誦文 仏事の際に、その趣旨と供物の内容を述べて、僧に声をそろえて読経することを要請するために出した文書

諷誦文

後伏見院庁諷誦文


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