奥野 久美子

更新日:2016年5月10日

フリガナ
オクノ クミコ(OKUNO Kumiko)
所属学部・学科
健康科学部 看護学科
研究分野
在宅看護・産業保健
研究テーマ
認知症高齢者と家族の地域支援・メンタルヘルス不調による長期休業者の職場復帰支援
取得学位
学士(教育学)、修士(保健学)筑波大学大学院
所属学会
日本産業衛生学会 日本公衆衛生看護学会 ヘルスカウンセリング学会

主な研究業績(発行又は発表年月)

年月 研究業績(原著)
1987年4月~1997年3月 【大阪市中央区職域保健婦連絡協議会の研究活動】大阪市中央公衆衛生協会は、大阪市中央区に本社、大阪支社などがある企業が所属して中央区の公衆衛生を充実させようとする目的で設立された法人で職域保健婦研究会はその研究機関である。主に職域における従業員の健康管理上の問題を取り上げ、事例研究や新たな知見を求めるために研修会を開催するなどしている。著者はテーマ「高脂血症を持つ従業員に対する保健指導」としてシンポジウムで報告した。
1985年4月~1988年3月 【·文部科学省科学研究費補助金「循環器疾患ハイリスク集団への生活習慣改善によるリスク低下のための介入研究」】滋賀医科大学予防医学講座上島弘嗣教授の共同研究者として参加(内容)循環器疾患のハイリスク群である高コレステロール血症と喫煙の2つのリスクを持っている群とコントロール群を15名ずつ各事業所で設定し、個別健康教育の効果を測る。研究代表者:上島弘嗣
1999年10月 第39回近畿産業衛生学会 (於 奈良文化会館)
【企業健保の在宅老人訪問の調査結果】口頭発表 単独
2002年9月 SATグループカウンセリングを用いた自己決定の支援事例 共著 ヘルスカウンセリング年報2002 Vol.8 P89~P94】大阪近郊の若い母親の子育てグループの子育てや人間関係の葛藤を解決するためのグループカウンセリングで自己決定できた事例報告A4判 全176頁 編者:ヘルスカウンセリング学会事務局  年報編集員会 本人担当部分:「Ⅱ事例報告」「SATグループカウンセリングを用いた自己決定の支援事例」  共著者:奥野久美子、中辻早百合
2003年10月~2005年3月 【厚生労働省科学研究費補助金健康科学総合研究事業「地域職域での糖尿病予防教育の長期効果に関する無作為割付介入研究」】岩手医科大学予防医学講座岡山明教授の共同研究者として参加 (内容)薬物療法を行っていないプレ糖尿病の対象者7名に対して、6ケ月~12ケ月の個別健康教育プログラムを立てて、定期的な面接指導(生活状況を聴き、食生活や身体活動への助言)を行い、自己採血キッドによる血糖測定の他、HbA1Cの変化、筋力の変化で効果を測る。研究代表者:岡山明
2007年6月 第22回日本保健医療行動科学会学術大会「メンタルヘルス不調による長期休業者の職場復帰支援」】口頭発表(単独)第22回日本保健医療行動科学学術大会 於 早稲田大学人間科学研究科所沢キャンパス)
2007年11月 【メンタルヘルス不調による長期休業者への支援】口頭発表(単独)第13回日本精神保健社会学会学術大会 (於筑波大学東京キャンパス)
2008年3月 【修士(保健学)論文 「メンタルヘルス不調による長期休業者の職場復帰支援の試み」単著 筑波大学大学院】「メンタルヘルス不調による長期休業者の職場復帰支援の試み」:職場のメンタルヘルス不調者が増大している背景には1.労災による精神疾患患者認定数(自殺を含む)、うつが急激に増加していること2.技術革新、リストラ以降の人事施策の劇的な変化と成果主義経営、情報化が進んでいること、3、人員削減を伴うことにより管理者のマネジメント力の低下があること4.職場の人間関係が希薄になり、孤立化、流動化して、仕事の意欲の低下がある。うつ病などで長期に休業した社員の職場復帰には、職場環境の調整と個人的要因としての自己抑制的、対人依存的な生き方をやめる必要がある。 A4判、全30頁
2009年6月 【気分障害を持った在宅高齢独居女性のセルフケア支援】演題発表(単独)第24回日本保健医療行動科学会学術大会(於 甲南大学)
2010年6月 【女子大学生のストレスマネジメント】演題発表(単独)第25回日本保健医療行動科学会学術大会(於 前橋プラザ)
2010年11月 【在宅障害者のセルフケア支援の援助者の課題】演題発表(単独) 第16回日本精神保健社会学会学術大会 (於中央大学)
2011年8月 【『医療福祉論』共著 川村匤由・室田人志編 ミネルバァ書房】  初学者向き社会福祉ワーカー用テキスト(シリーズ21世紀の社会福祉) 医療福祉援助の意義、業務、技術、課題、医療福祉援助の実際の事例紹介 A5判 全271頁  本人担当部分:Ⅲ章(1節、2節、室田と共著)Ⅳ章(1節、2節、5節、室田と共著) Ⅴ章(6節)奥野担当部分の概要:Ⅲ章1節2節:医療福祉に関連する法制度、専門用語の解説、療養者と家族に必要な専門的知識の説明。Ⅳ章1節:患者、家族への医療福祉援助の適切な提供、2節:医療ソーシャルワーカーの業務範囲と業務上の留意点、5節では21世紀の医療福祉施策の基盤は地域完結型医療システムだがその中での医療福祉援助の課題を挙げている。Ⅴ章6節では、福祉事務所における援助困難例への多職種連携の実際を紹介。
2012年6月 【在宅でのターミナルケアに関する訪問看護師の取り組みの一考察】演題発表(共同)共同発表者:奥野久美子・溝端しのぶ・大城美琴 第27回日本保健医療行動科学会学術大会(於岐阜市文化産業交流センター)
2013年1月 【.地域の認知症高齢者の生活支援における援助者の課題】演題発表(共同)共同発表者:奥野久美子・原田小夜・安孫子尚子 第1回日本公衆衛生看護学会学術大会(於首都大学東京)
2013年6月 【地域の認知症高齢者の生活支援における支援員の課題】演題発表 単独 第28回日本保健医療行動科学会学術大会 (於東京女子医科大学)
2014年9月 【『はじめて学ぶ 健康・スポーツ科学シリーズ10 衛生学 健康な環境づくりを支援する』 共著 化学同人 近藤雄二編 共著者:近藤雄二・久保博子 坂手誠治】 健康対策について学び、将来専門職を目指す人たちを対象の構成となっている。奥野担当部分は 「心を考慮した環境づくりと個人技術」P183-199
2014年11月 【発達障害を持つあるがままの子どもを育む地域の人々の支援とは】演題発表 単独 第20回日本精神保健社会学会学術大会
2015年11月 【看護技術の効果的学習方法の検討―行動科学に基づいた対人援助方法―】演題発表 共同 共同発表者:奥野久美子・鈴木裕子 第21回日本精神保健社会学会学術大会

 

その他の業績

年月 業績(総説)
1993年4月~1997年3月 大阪府看護協会大阪市東支部役員】主に看護協会の行事企画、研修会のテーマ設定などの役割を担った。
1995年1月~1996年3月 【阪神淡路大震災にて勤務先三井信託銀行の神戸支店の従業員のメンタルヘルス支援活動】阪神淡路大震災により勤務先の三井信託銀行神戸支店は全壊した。従業員は自らも被災しながらも顧客の印鑑、通帳を失った後の対応などに追われ、心身共に疲労困憊状態であった。従業員、家族の健康管理と心のケアは産業保健師の役割であったので、被災後の環境問題のアスベスト対策、従業員、家族の訴えを聴き、身体不調や不眠などへのカウンセリング相談などを行った。
1997年4月~2005年3月 【高齢者への訪問指導の教育実践】イトーキ健康保険組合において、支払基金より高齢被扶養者の医療費の中で重複受診、重複処方が指摘された。在宅医療について受診の適正化と服薬指導を目的として、保健師、看護師による訪問指導を企画・実施した。
2003年4月~2006年3月 【大阪府堺市にて女性のためのコミュニケーション(仕事・PTA・子育てなど)スキルの勉強会のスーパーバイザー】  大阪府堺市にて女性のためのコミュニケーション(仕事・PTA・子育てなど)スキルの勉強会のスーパーバイザーを行った。
2007年9月 【職場のメンタルヘルスに関するシンポジウム講師】第13回ヘルスカウンセリング学会学術大会において、参加者200名のもと、職場のメンタルヘルスの課題と対策について、報告、提案したものである。
2007年6月 【ストレスマネジメントの研究会講師】大阪ストレスマネジメント研究会例会にて、メンタルヘルス不調の従業員の職場復帰プログラムの試みについて報告した。
2008年9月~2013年8月 【栄養・健康カウンセリングのスーパーバイザー】  くらしき作陽大学栄養学部の学生に対する保健行動変容カウンセリングの授業のグループワークの指導をした。内容は、学生は主に将来管理栄養士になりたいので、栄養指導に活かす行動変容カウンセリングのトレーニングである。

職歴(西暦)

機関名・職名・役職名 就任年月 退任年月
三井信託銀行株式会社大阪総務部健康管理室 保健師 1986.5 1997.3
イトーキ健康保険組合健康づくり課 保健師 1997.4 2005.3
大阪市社会福祉協議会旭区地域包括支援センター 保健師 2008.4 2009.3
太成学院大学看護学部看護学科 講師 2009.4 2012.3
聖泉大学看護学部看護学科 講師 2012.4 2013.3
近代姫路大学看護学部看護学科 特任准教授 2013.4 2014.3
神戸常盤大学保健科学部看護学科 准教授 2014.4 2016.3
大阪青山大学健康科学部看護学科 講師 2016.4 現在に至る

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