公開講座レポート「ミドリムシ?を食べてみよう!」

大阪青山大学・大阪青山大学短期大学部では、本学の擁する研究分野や大阪青山歴史文学博物館の豊富な資料を活かし、多彩なテーマで「公開講座」を開講しています。
本年度前期は、学園創立 50 周年を記念した特別講座を含む 9 講座を開講。
去る 9 月 23日(土・祝)、全体として第 6 回、50 周年記念講座として第 3 回目となる講座を、箕面キャンパスの講義室にて実施しました。
その様子をレポートします。

「ミドリムシ?を食べてみよう!」

・実施日時:2017 年 9 月 23日(土・祝)13:00 〜
・講  師:渡邊 敏明(大阪青山大 学健康栄養学科 教授)
・開催場所:本学箕面キャンパス 2 号館 視聴覚教室
・受講者数:69 名

 最近、テレビや雑誌などで“健康食品”として取り上げられることが多くなり、一度は見たり聞いたりしたことがある、という方もたくさんいらっしゃる「ミドリムシ」。このミドリムシをとり上げて、ビタミン等栄養素の研究者でもある講師が、わかりやすくお話をさせていただきました。
 「ミドリムシ」は和名であり、学名を「ユーグレナ」といいます。ムシとなっていますが虫ではなく、実は高い光合成能力を持った藻類です。ミドリムシ(=ユーグレナ)は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、カロテノイド、不飽和脂肪酸など59種類もの栄養素を含み、生体防御、体調リズムの調整、老化制御、疾患の防止、疾病の回復調整など生体を調節する機能があります。また、コレステロール及び中性脂肪の低減や大腸がんの抑制に効果があることが、研究実験によって明らかになっています。

ミドリムシミドリムシ

 ただし、これらの研究実験は、コレステロールなどの数値が高い人で実験した場合、ミドリムシ摂取後の数値が大きく下がり、より顕著に効果が認められたということであって、もともと数値が高くない場合の実験数値ではないこと。
 あるいは、サプリメントなどを服用する場合、必要以上に多目に摂取しても、殆ど体外に排出されるので、例えば1錠を半分にして服用しても、同様の効果を得ることができるなど、研究者ならではのお話がありました。

ミドリムシ

 受講者の皆様からは、「ミドリムシのことは知っていたが、ムシという名前から何となく敬遠していた。しかし、今後は安心して試してみようと思う」とか「健康に良いということなので気にはなっていたが、ミドリムシのことがよく理解できて良かった」というような高評価をいただきました。
 また、一度ミドリムシをご体験いただこうと、ペットボトル入りのドリンクをお配りしたところ「おいしくて飲みやすい」「続けていこうと思う」など、大変喜んでいただきました。
 ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。
 本講座が、少しでもみなさまの健康ライフのお役に立てばと願っています。

[地域連携課]


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